2010年9月22日水曜日

事業再生、どうしようかと悩んだときには、まず・・・

まずは、現状の気楽な気持ちで下記の4つ視点で現状を整理しよう
  わかっていること 
  わかっていないこと
  できていること
  できていないこと

 整理ができたら、参加しているみんなで見えるようにする
   できていること
     →より効率的・効果的な取組みを”どのように”するのか?
   わかっていながら、できていないこと
     →理由の明確化と”どのように”対応するのか?
   わかっていないこと
     →わかるようにするためには”どのように”すればいいのか?
 
整理する際には、B/S、P/L、C/Lの視点、P/L内構造の視点をもって、どの要素なのかを整理していく。
このようにすることでそれぞれのセクション、役職での役割が整理がつく。
なんでも全員で共有、考えればよいということではない。

さらに、”スピード感”をもって成果をあげていくために、成果目標を明確にする。

     KFS(キーサクセスファクター)
     KPI(重要な業績評価指標)
         
   もちろん、いつまでに実施するのかも明確にする。
     Year,Quarter,Month,Dayで区切る。

   この際、(参考になるが)重要なのは昨年対比ではなく、区切りごとに
   「計画した作業」と「実際の作業」の比較をすることが重要だ。

売上ではなく、収益としてどのような成果が上がるかを示すことは大切だ。

一方で、SWOT分析に代表される一方で、自分達のポジショニングについても
1週間に一度は取り組んでみるべきだ。(状況は刻一刻と変化している。)
必要に応じて計画は、変更していく必要がある。


SWOT分析を整理すると、同時に
  • 「いかに強みを活かすのか」
  • 「いかに弱みを克服するのか」
  • 「いかに機会を活用するのか」
  • 「いかに脅威を排除するのか」 考えてみると良い。
たとえば、この中の「S(強み)」と「O(機会)」を組み合わせてフォーカスすべき分野を
導き出したりもできる。勝てる土俵はどこにある?勝てない土俵で戦っていないだろうか?

市場を細かく分類(セグメンテーション:S)した後に、どのセグメントが自社の得意技で勝てる
セグメント(ターゲットセグメント)なのかを探し出す。

STP

 S egmentation
 T argeting
 P ositioning

自分達の商材、サービスが、市場に”どのようにすれば”適合するかよく観察することも大切。
相手ばかりの研究をして、無理に自分の価値を相手に押し付けてはいけない。

これらのことの実行する前に、

会社、もしくは上司は「何のための目標達成か」を明確にしておくことがあることは
言うまでもない。

2010年9月5日日曜日

なにが自分にできるのか?

自分にあるもの(それはなんでもいい、実在するものでも実在しないものでもよい)を、
どのように変換すれば商いになるのか?

この問いかけが大事だ。

実在する会社も所詮、この問いに対して人、金、時間を変換しているのだから。

今の社会は存在意義を理念として定義、もしくは、社会の一員としての役割を果たさなければ
存在できないしなければやっていけないと考えるからややこしいのだ。

単純にいこう!

 資本主義では、お金を介在としているから自分は社会、会社の
 どこに作用(力を発揮)できるかを考えてみる。
 P/L、B/S、C/Sの項目のどれかと考えてみるのもいい。

 売り上げをあげることか?
 経費(給料)を切り詰めながら、売り上げをあげるのか?
 節税か?
 ポートフォリオの改善か?

 なんだろうね。

 もし、これだというものがなければ
 ここをもう少し強化できれば何とかなるというものがあればいいのではないか?
 もし、ブレークポイントがわかればそこを
 地球上の誰にも負けないように努力してNo,1を目指すのだ。
 あ、それと現在の社会で求められているものと
 自分の能力を合致させることが必要かもしれない。

 自分のポイントが見つかれば、それを誰に対して実行するのか?
 それをどのように実行するのか?
 会社を通してか、それとも、個人としてか、
 それとも仲間とか?を考えることが必要だ。

 会社に頼らないのではなくて、自分でしっかりと立つことが必要だ。


2010年8月28日土曜日

ソクラテスの弁明、クリトン プラトン著

「無知の知」という言葉で知られているが、確かに自分の知っていることは
たかが知れていると頭では思っていても、つい年をとると知らないという態度が取れない、
素直になれない。
昨年の自分は新しい知をもとめる努力することなく、自らがそれまで経験していたことをもって
いろいろなことを慮っていた。なんと愚かなんだろうとおもうし、恥ずかしい。
(周りの方々にも多大な迷惑をかけていたと思う、自分自身は今もその時のことを思うと
 とてもつらく、苦しい、しかし、この数カ月乗り越えてきてくれた自分自身と支えてくれる人たちの
 おかげで今は気持がぐらつく時間がすくなくて済む。)
終生勉強という意味を初めて身にしみてわかった気がしている。

こんな経験をしたからだろうと思うが、
昔から読みかけてどうしてもすぐに挫折をしていたこの本が今回はとてもすんなりと
受け入れることができた。


いくつか気になった文章をピックアップする。

有名な件は以下の個所で見事な論理だ。
「死とは人間にとって福の最上なるものではないか
どうか、何人も知っているものはない、しかるに
人はそれが悪の最大なるものであることを確知している
かのようにこれを恐れる。これこそまことにかの
悪評高き無知、すなわち自ら知らざることを知れりと
信ずることではないか。」

「私は、少なくとも自ら知らぬことを知っているとは
 思っていない限りにおいて、あの男よりも知恵の上で
 少しばかり優っているらしく思われる。」

「その業とせる技芸に熟練せる故をもって、他の最大な
 事柄に関しても最大の識者であると信じていた」

「できる限りの多量の蓄財や、また名聞や栄誉のことを
 のみを念じて、かえって、少しも気にかけず、心を
 用いもせぬことを君は恥辱とは思わないのか」

もっとも痛烈なのは、愛息に対しても

「諸君、他日私の息子どもが成人した暁には、彼らを
 叱責して、私が諸君を悩ましたと同じように彼らを
 悩ましていただきたい、いやしくも彼らが徳よりも
 以上に蓄財その他のことを念頭に置くようにみえたならば。
 また、もし彼らがそうでもないくせに、ひとかどの人間らしい
 顔をしたならば、その時諸君は私が諸君にしたと同様に
 彼らを非難して、彼らは人間の追求すべきものを追求せず、
 何の価値もないくせにひとかどの人間らしい顔をしているといってやって
 いただきたい。諸君がそうしてくれるのならば、その時、
 私自身も私の息子どもも、諸君から正当の扱いを受けたというべきである。」

もし、自分がどんなに冷静だとしても、この心境はまだまだ到達できていない。
昨年の出来事は、起こるべくして起こっている。
きちんとうけとめなければいけない。


ソクラテスは違う、もう死にそうなくらいの高齢なのにきちんと自らを最後まで
律することを失うことなく、アテナイ市民だけではなく後世の私にまで語りかけてくれる。

「徳を身につけよ」と。

2010年6月24日木曜日

すべては,何かを付加して渡すことだ。

すべてのことは何かを付加して渡すことだ。
元の投資対して利益、価値、活動等を付加する。
笑顔で挨拶を返す。
罵詈雑言で相手を痛めつけるというマイナスも存在する。

このように結果として、次に渡した付加の多い少ない(マイナスもある)が自分に帰っ てくる。
因果応報という言葉がある。

なにかを成すにあたって、自分だけでそのサイクルを回すことはできない。
色々なものの一部なのだ。

すべては螺旋のように繋がり、発展を義務付けられて いる!

2010年6月7日月曜日

雑草魂

雑草を引き抜くように人を扱う会社。理念にある誠実とはなにか?

組織の部分最適と全体最適は違うとは思うが、その場その場での対応が多い。
(相続、もしくは、ラッキーで出世するときちんと経営(財務、マネージメント、その統合)を勉強しない。
 これは、とても罪深いことだと思う。)

これからも生きていく。

踏みつけられてても、引っこ抜かれて捨てられてもそこに根を生やすのだ。
そして、別の品種に自ら変貌するのだ。

2010年5月22日土曜日

「稼げる人、稼げない人」という本を読んで

読むだけ、時間が勿体ない本だ。

”一時的に”稼げない人、もしくは”一時的に”稼げている人を分類し危機感、優越感を煽るだけ。
しっかりと内容を踏まえて考えてみても、なんらこの先につながるようなことがない。

今のビジネスマンにとって、自分自身の行動がどのように会社、もしくは地域に対して
財務的な業績に貢献できているかを自分で把握できることが大切で、そのためには財務的な視点と
マネージメント的な視点の2点が必要になると思う。
そのどちらの視点にもこの本は、瑣末な枝葉のことばかりに言及して森が見えない状態に読者を陥れている。
読むべきではない。

この本を読むくらいなら、自分の少しでも得意だと思える分野で地道な努力をするために時間を費やすべきだ。

2010年4月18日日曜日

ITパスポート試験、受験

ITパスポート試験、受験してきた。
時間ぎりぎりまで問題を解いていたがなんとか通りそう。

勉強は、下記の本1冊だけでした。
口コミ情報でよいと書いてあったのでそれを信じて勉強をした。

「よくわかるマスター ITパスポート試験 対策テキスト&問題集 平成21年度版(単行本)」
富士通エフ・オー・エム株式会社 (著)


ITパスポート試験の速報は下記のページから参照できる。

2010年4月11日日曜日

野村ノート 出版社: 小学館

「野村ノート」を読んだ。
下記のような一節があった。わかりやすくて、とても大切な考え方だと思う。

心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる

最近思うが、自分がかわいいから自分が優先されるが
まずは”自分のため”ではなくて、人が”喜ぶ”ことを考えるべきなのだ。

2010年1月31日日曜日

有限の生しか持ちえない私ができること

自分だけの涙を流すためには、真剣に生きていかなければいけない。
「やるせなさ」、「やりきれなさ」に向き合わなければいけない。

難しいところだが、
正しさにこだわり、ひたすら間違いや失敗をしないように努めている。
誰かに認められないと満たされないというのではなく、自分が存在するだけでいい。


そして、自分を好きになるために、
・自分の思っていることを受け入れる。
 どんな感情も欲求も思いも、雲みたいに流れていく

・考えていることはただ、考えていること。
 考えることと一体化してしまってはいけない。
 それは「あなたの考え」であって、「あなたは考えではない」

・明るい人は、認められなくても「自分っていいな」と思っている。
 根拠なんかなくてもいい。

・「あの人のようになりたい」と思わなくてもいい、自分の生きたいように生きればいい。

・自分を批判しない。
  自分を抑えつけ、足蹴にしておいて好きになれるか?

・「こうならなければいけない」「しなければ」などとあせる必要はない。
  このままでいい、そのときが来ればやりますよ。楽にしていればいい。

今日一日をどのようにしようか、精一杯、今を生きよう。

2010年1月24日日曜日

フォレストガンプ

フォレストガンプを久しぶりに見た。

以前はよく飲み込めていなかったところもあったり、
そのほか気づきがあって、とても感動した。

台詞でいいな思ったものをあげてみる。

1、過去を捨ててから前へ進みなさい。
 "You gotta put the past behind you before you can move on."

2、人生はチョコレートの箱のようなもの、開けてみるまでは何が出てくるわからない
 "Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get."

3、自分の運命は自分で決めるの、神様の贈り物を生かしてね
"You make your own destiny.You have to do the best with what God gave you."

4、死は生の一部

5、運命があるのか、それとも風に乗ってさまよっているのか?同時に両方が起こっている

いいものを時間がたってから観ると、また違うものが見えてきたりしていいものだ。

「フォレスト・ガンプ」予告編

2010年1月23日土曜日

人に伝えるときに注意すること





今日は、王子スタジアムで凧揚げをしました。
スタッフの皆様、ありがとうございました。







人に伝えるときに注意することを考えると

まずは、話題がなにか、そして結論はなにか、その結論はどうして導きされたかの
順番で話すとよいらしい。

アメリカの有名なラジオアナウンサーのコメントで、大事な事はHeart and Mindだとのことで、
日本語だと「感情と知性」に届くことになるという。
相手の興味をひきつつ、巧みに感情に訴えかけることが必要だということ。

話の聞き手は、無意識のうちに自分の過去の記憶や体験に通じるものを探る。
だから、話し手は自分の中だけで完結してはいけない。
また、何を伝えたいのかを選択し集中する

また、よい話し手になるには日ごろから
1、ユーモアを忘れない
2、好奇心をもつ
3、いい聞き手になる心がける
4、知識欲を旺盛に
が、大事らしい。

話すときの公式ととしては、下記の4つがある、
1、量の公式  求められているだけの情報
         与え過ぎてはいけない
2、質の公式  信じていないこと、根拠のないことは言わない
3、関連の公式 関係のないことは言わない
4、様式の公式、不明確な表現を避ける
          曖昧なことを言うな
          簡潔に言え
          順序立てて言え
ということになるらしい。

人に伝えるのは難しいですね。

2010年1月14日木曜日

名を惜しめ

会社勤めをしていると、時には役職がついたり重要な職をまかされたりすることがある。
ここで気をつけなければいけないのは、会社名、役職にしがみつくことだ。
もし、自分ものではない、そのような浮ついたものにしがみついていると
それがなくなったときに人格破壊が起きる。気をつけたほうがいい。

あくまでも自分は自分なのだ。
名を惜しみ、一度しかない人生で一つでもいいから、
「あ~、あの人は○○をした人だよ」と言われる人生を送りたい。
そのときに会社名、役職が先に来ることは無いはずだ。
あくまでもこの世にたった一人の自分なのだ。