「脳を創る読書」 (酒井 邦嘉 著)を読んで考えたこと
著者は言語脳科学者で、大学で教鞭をとっておられる。
この著作の中で、
「大学の目的は、自分で考えられる人材の育成。
自分の手を動かさないと自分で考えられるようにならない。
手を動かすことで思索の過程が刻まれていく。」
>自分で考えて書き、書いて考える
脳にしみ込むには時間が必要なんだ
「活字の本のいいところは圧倒的に情報量が少ないところで、
足りない情報を自らの想像力で補う。
身に付けた
創造的な能力を活用する最善の方法は読書と会話。」
>お手軽に、検索で探し求めた情報をコピー&ペーストしながら
集めた情報では想像力を鍛えることはできないことをあらためて実感。
なんのために勉強しているんだ、自分で考えられるようになるためだろうと
考えさせられる一冊だ。
ただ、この本は考えを一読するだけではなかなか論旨を理解することができない。
おそらく、様々な事例を紹介するために、本筋からはずれて脇に入りすぎている部分が
多いからだろうと思います。
電子書籍についてですが、
私自身は、アマゾンのKINDLEを昨年購入し、「TIME」を購読しています。
KINDLEでは思考が深くなりません。
(英語で読んでいるためもあると思います。)
しかし、関連情報を検索しながら読むことができますので
すばやく知識の習得するには向いていると思います。
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