2013年11月9日土曜日

目の前のことに集中することと断捨離

「考えない練習」小池龍之介著を読んでいて気付いたことがある。



「断捨離」という言葉を自分なりに解釈すると
”無駄なものを整理すること”となる。
極力いるものだけに絞り、要るものをいつでも利用できるように
整理しておくぐらいに思っていた。
しかし、この著書では無駄なもの、いつか見るかもしれないものなど
もったいないと思って置いておくと頭の片隅でそれが生き続けて
たとえば0.05秒など頭をそのことで利用してしまうとのことが書いてあった。

それは、いけない。
目の前にあることに集中するためには、それは無駄な思考を生む。
つまり脇道にそれることになる。


そこで、あまり着なくなった服を処分、またいつか見ようと思っていた番組を消す。
どこまで頭の掃除になるのかわからないが
これからも物ごとにしがみつかないようにして心に要らないものが
入ることを防ごうと思う。

しかし、パソコンを立ち上げるとついメールチェック、サイトチェックをしてしまい
無断な時間の大量生産をしてしまう・・・。

2013年11月3日日曜日

電子書籍を10カ月使ってみて、わかってきたこと

今年の1月に電子書籍(ソニー、PRS-350)を購入した。
この製品は、なかなかの優れ物で手書きメモも残せます。



電子書籍内には
宮本武蔵、
三国志、
開高健全集、
竜馬がゆく、  など300冊ほどを入れて、ほぼ毎日に持ち歩きました。


その結果は当然かもしれませんが、
読書の質という点でかんがえると「紙媒体」にはかなわないということです。
とても残念ですが事実です。
読書はフォント、紙(色、肌触り)などプロの編集技術がとても重要な要素を
占めている場合があります。
単に文章の羅列でいい場合は電子書籍はうってつけです。
しかし、そのような文章に価値はあるのかはなはな疑問です。
よいものは色々な方の汗と経験を必要としていると思います。


現在は、再び紙の本を手にとって読むスタイルにシフトをしています。
電子書籍だけではなくて、電子書籍は読書スタイルの一部としてあるのがいいようです。


また、さらに残念なのが電子書籍ストア Reader™ Storeです。
http://ebookstore.sony.jp/

電子書籍ストア Reader Store マイページ
購入した書籍が「書籍を表示できません」という現象がたびたび発生することです。
そして、その点をメールで連絡すると
型どおりのメール本文を送ってきて、「今後気をつけます」と言いながら
品質が改善される見込みがないとしか感じられません。
おそらく品質を上げるための検査費用よりも、連絡がきた顧客にだけ対応していく方が
費用が安いということなのでしょうが、
どうでもいい本とそういう対応してはいけない本との区別もつけられない本屋に
なんの価値があるのでしょうか?


ウォークマンに出会ってから20数年ソニーファンでしたので、
電子書籍もソニー、本を購入するのもソニーでと考えていました。
家電でソニー製品がある場合は、すべてソニーで揃えていました。
それはソニーでとてもいい体験を続けていましたからです。
とても残念です。
いっそ、”ソニー”という名前がついていない本屋だったら諦めもつくのにとも思いました。