2011年9月24日土曜日
ウォールストリート・ジャーナル式、図解表現のルールを読んで
自分以外の人にプレゼン、報告など意思を伝えたいときに
明確に伝える方法を知っているかどうかは成果に大きな違いが生まれる。
この本は、的確に、シンプルにその技術を伝えてくれる。
まず、伝えるにあたって
なにがいいたいのか?
なにが大事なのか?
この2点を抑えることが大切。
そして、
次に、シンプルに伝える方法はないのか?を考え、整理する。
この本の最後にある、情報を伝える
図表以前の統計知識は、簡単に統計の全体像を示してくれいて
とてもよい。
□統計データの中心を表す3つの数値
・平均値
・中央値
・最頻値
どれを使うのがよいか?
平均値は、すべてのデータをもとに計算するので
データ全体の影響を把握するのに一番役立つ
(極端な数値は使用しない)
中央値は、結果をランク付けするときに役立つ
住宅価格や収入レベルに使用される
最頻値は標準的な結果を示す数値で、私たちが一番
目にする可能性が高い
□標準偏差は平均値からのばらつきを示す
データがどのように分布しているか、つまりデータの
ばらつき具合を示す「標準偏差」についても知っておく
必要がある
標準偏差とは平均値からのデータのばらつきを表す数値の
ことで、変動が激しい株価は、高い標準偏差を示す
□確率分布
確率変数のそれぞれの値に対してその起こりやすさを示す
□加重平均
データに重み付けをする
データに重みをつけて平均することで、単純に平均する
よりも意味のある平均値を出すことができるようになる
(重み付けは慎重におこなう必要がある)
□移動平均
時系列のデータを平準化する手法
株価、金融分野や気象などの計測分野で使われる
□対数目盛で重要性の異なる数値を比較
一年前の数値との比較
□変化率の計算方法
(最後の数値-最初の数値)÷最初の数値×100
□割合の割合の計算方法
B%のA%=A÷100×B%
□2つ以上の割合を平均する計算方法
A%c÷e、B%d÷f
(c+d)÷(e+f)×100%
時間をおいて読みかえしたい本だ。
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