電子書籍(Sony)で様々書籍を読んでいる。
電子書籍の購入から1か月が経った。
すでに160冊ほどダウンロード。
内、20冊はお金を払ってダウンロードしている。
驚くほど、書籍代がかかってしまうのが難点。
しかし、とてもいい経験ができている。
今まで新しい作家を開拓できていなかったが、
角田光代、平野敬一郎、重松清などの作家を
知ることができた。
夏目漱石も改めて(無料でダウンロードできたので)読んでみた。
10代、20代のころにはほとんど共感できなかったが、
夏目漱石の著書の中の
「私の個人主義」を読んでとても救われたと思う項目があった。
個人主義と国家主義に触れた項目で
「各人の享有するその自由というものは国家の安危に従って、
寒暖計のように上がったり下ったりするのです。」
「火事のおこらない先に火事装束をつけて窮屈な思いを
しながら、町内中駆けて歩くのと一般であります。」
この言葉を現在の自分におきかえると
この先どうやって生きていこうかなと不安や焦燥に駆られることは
窮屈だと思えるし、
明日に向けて準備することは大切だが
状況によってその時の急がなければいけないことがあって優先順位は変わる。
なんとなくの不安にとらわれなるなと教えてもらったような気がした。
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