2012年12月18日火曜日

神の子供たちはみな踊る 村上春樹著

不用品や本を整理しているときに出てきた本の中に、
「神の子供たちはみな踊る(村上春樹著)」があった。


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読み始めると、とても印象的な文章があった。

「・・・いつも心をひきずっておられるように見える。
 これからあなたはゆるやかに死に向かう準備を
 なさななくてはなりません。これから先、
 生きることだけに多くの力を割いてしまうと、
 うまく死ぬることができなくなります。・・・
 生きることと死ぬことは、ある意味では等価なのです。」

「今は我慢することが必要です。言葉をお捨てなさい。」


自分の年を考えるとうまくいけば、ちょうど
人生の折り返し地点にいるように思うし、
自分よりも一回り上の世代の方々と話していると
自分たち中堅がしっかりなければいけないことを
ひしひしを感じるようになった。

本を読みながらそんなことを考えた。

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