「神の子供たちはみな踊る(村上春樹著)」があった。

読み始めると、とても印象的な文章があった。
「・・・いつも心をひきずっておられるように見える。
これからあなたはゆるやかに死に向かう準備を
なさななくてはなりません。これから先、
生きることだけに多くの力を割いてしまうと、
うまく死ぬることができなくなります。・・・
生きることと死ぬことは、ある意味では等価なのです。」
「今は我慢することが必要です。言葉をお捨てなさい。」
自分の年を考えるとうまくいけば、ちょうど
人生の折り返し地点にいるように思うし、
自分よりも一回り上の世代の方々と話していると
自分たち中堅がしっかりなければいけないことを
ひしひしを感じるようになった。
本を読みながらそんなことを考えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿