2013年3月24日日曜日

走ることについてについて語るときに僕の語ること  村上春樹著

「走ることについてについて語るときに僕の語ること」・・・村上春樹著

この本の中に、少々長いが引用すると

「他人と優劣を競い勝敗を争うことは、僕の求める生き方ではない。
いろいろな人がいれそれで世界が成り立っている。他の人には他の人の価値観が
あり、それに添った生き方がある。僕には僕の価値があり、それに添った
生き方がある。そのような相違は日常的に細かなすれ違いを生み出すし、
いくつかのすれ違いの組み合わせが、大きな誤解へと発展していくこともある。
その結果故のない非難を受けたりもする。当たり前の話だが、
誤解さえたり非難されたりするのは、決して愉快な出来事ではない。
そのせいで心が深く傷つくこともある。これはつらい体験だ。」

>この部分はよくある話だ。
   しかし、とても素直に心に届く。

「しかし年齢をかさねるにつれて、そのようなつらさや傷は人生にとって
ある程度必要なことなのだと、少しずつ認識できるようになった。
考えてみれば、他人といくらかなりとも異なっているからこそ、
自分というものを立ち上げ、自立したものとして保っていくことができるのだ」

「僕が僕であって、誰か別の人間でないことは、僕にとってひとつの重要な
資産なのだ。
心の受ける生傷は、そのような人間の自立性が世界に向かって支払わなくて
いけない当然の代価である。」

>とても真摯な言葉として読んだ。

  村上春樹さんのような方でも一般市民の私のようなことで悩んでいるんだと思うと、
  今の悩みも経験も無駄ではないと理解できて、とても素直に心が落ち着いた。
  (この本を書いたとき村上さんの年齢は50台後半)




「誰かに故のない(と少なくとも僕には思える)非難を受けとき、
あるいは当然受け入れてもらえると期待していた誰かに受け入れてもらえなかったとき、
僕はいつもより少しだけ長い距離を走ることにしている。いつもより長い距離を走る
ことによって、そのぶん自分を肉体的に消耗させる。そして、自分が能力に限りの
ある、弱い人間だということをあらためて認識する。
いちばん底の部分でフィジカルに認識する。そしていつもより長い距離を走ったぶん、
結果的には自分の肉体を、ほんのわずかではあるけど強化したことになる。
腹が立ったらそのぶん自分にあたればいい。悔しい思いをしたらそのぶん自分を
磨けばいい。」



>つい非難を受けたら、倍ぐらいにして返してやろうとか
  反省するような目に逢えばいいなどと考えてしまって
  あとで、自分のどす黒い心にうんざりさせられたりする。

  そうじゃなくて、 
  自分と他人との違いを大切にして、自分を磨けばいいというのは
  ありきたりのようで含蓄のある言葉のように思った。

2013年3月23日土曜日

須磨水族館でペンギンに餌やりとイルカにタッチ。

先日、須磨水族館に家族で行った。
http://www.sumasui.jp/


ペンギンの餌やりとイルカにタッチ体験は、それぞれ
子供一人あたり200円でできた。

ペンギンの餌やりの体験では
子供たちが餌をやっている姿をペンギン館内から見ることができた。

しかし、館内からのガラス越しということでよく子供達の姿が見えないことと
ペンギンに餌をあげるというよりも
わらわらと餌に群がる鯉へ餌やりをするような感じだったらしく、少々残念だった。



イルカにタッチという体験はとてもよかった。
イルカの胸鰭にタッチできるのだ。

イルカは、テレビ等でお馴染だが
なかなか近くでイルカを見ることはできないし触れないが
この企画は直接触れるのがいい。

さわり心地を子供に聞くと
「固い・・」とだけ答えた。
しかし、これからの彼の人生で
きっとイルカは私よりも身近な存在となっているような気がする。


コスチュームデザイナー 日々野さんの言葉と草花

デザインするときの心の磨き方のアドバイスで
次のように教えてくださった。

自然の中にあるものを観察する。
たとえば、木や野菜などを良く観察すると
色々な色があることに気がつくよ。


そこで、いよいよ暖かくなってきたので
公園などできれいな花を探して歩いた。

なんの花だろう?

さくら




さざんか


たんぽぽ
小さいのは子供だねと息子が言った。



菜の花




チューリップ
やっぱり春はチューリップでしょうか?

2013年3月17日日曜日

電子書籍ばかりを読んで方向性を見失って焦ること

SONYの電子書籍を購読してから2カ月が経ちました。
電子書籍の中には、230冊ほどが入っています。

青空文庫の私本太平記、
バリバリ伝説、
夏目漱石の本、
開高健の珠玉、などなど。


つぎつぎとリーダーストアで繰り出されるキャンペーンに
乗せられ、また、あえて乗ったりして本の購入出費がかなりかさみました。
(小遣いがだいぶ減りました。)


Reader™Store ソニーの本屋

http://ebookstore.sony.jp/



この結果、仕事以外の時間の過ごし方に変化がありました。
1、図書館に行く回数が減った
2、通勤電車中や帰宅後の読書は電子書籍ばかりになった。
3、他の勉強をしなくなった。
4、スマートノートをきちんとつけなくなった。
  

まずい。
また、快楽(本を集める、読む、探す)につられて方向性を見失っていました。
(昨日、やっとこのことに気がつきました。)

きちんとこの数週間を振り返り、
これからの過ごし方の軌道修正をしていきたいと思います。



無敵マリオ

マリオはピーチ姫を助けるという目標があるから
どんな困難にも立ち向かっていったのではないでしょうか?

2013年2月18日月曜日

「We are 宇宙兄弟 宇宙飛行士の底力」 講談社

We are 宇宙兄弟 宇宙飛行士の底力 (講談社プラスアルファ新書)

宇宙飛行士達へのインタビューの中でびっくりした項目があった。
(なかなか本を読んでいてはっとさせられることはないと思う。)

それは、
「嫌いな言葉は?」という項目で
共通した考え方があることに気がついた。

「しょうがない」、「いやだ、だめ」、「不可能」、「しかたがない」、「諦める」など
なんとかその場をごまかすことを嫌い、
他に道がないかのかと可能性を見出そうとしていることが
その言葉が嫌いな理由から察せられる。

ついその場をやり過ごすために、
「仕方ないですね」や「しょうがないね」などと日常的に使っている自分が
恥ずかしく感じた。


他に、心に残った先輩からのアドバイスの項目でも
近道はないけど、毎日積み重ねていればなんとかなるや
選択肢を広げるために努力をするなどがあって
頭が良くて、努力家のイメージの宇宙飛行士でも
日ごろから地道な努力を積み重ねていることに気がつかされて
口ばかりで努力をしていない自分に恥ずかしくなった。

2013年2月17日日曜日

グラフィックデザイナー 中條さんの言葉

デザインで大切にしていること


>いつも人をビックリさせたいと思っている。
  ビックリすると普段見慣れたものが、新しくみえたりする。

  そして、みんながやらないことをやってみる。
 


いつまでも自分の感覚を若々しく保つ秘訣なのかもしれない。

私の個人主義  夏目漱石

電子書籍(Sony)で様々書籍を読んでいる。


電子書籍の購入から1か月が経った。
すでに160冊ほどダウンロード。
内、20冊はお金を払ってダウンロードしている。
驚くほど、書籍代がかかってしまうのが難点。


しかし、とてもいい経験ができている。
今まで新しい作家を開拓できていなかったが、
角田光代、平野敬一郎、重松清などの作家を
知ることができた。


夏目漱石も改めて(無料でダウンロードできたので)読んでみた。

10代、20代のころにはほとんど共感できなかったが、
夏目漱石の著書の中の
「私の個人主義」を読んでとても救われたと思う項目があった。

個人主義と国家主義に触れた項目で
「各人の享有するその自由というものは国家の安危に従って、
 寒暖計のように上がったり下ったりするのです。」

「火事のおこらない先に火事装束をつけて窮屈な思いを
 しながら、町内中駆けて歩くのと一般であります。」

この言葉を現在の自分におきかえると
この先どうやって生きていこうかなと不安や焦燥に駆られることは
窮屈だと思えるし、
明日に向けて準備することは大切だが
状況によってその時の急がなければいけないことがあって優先順位は変わる。

なんとなくの不安にとらわれなるなと教えてもらったような気がした。